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北海道大学交流デー(カッパーベルト大学)を開催

質問するカッパーベルト大学の学生

質問するカッパーベルト大学の学生

 2月6日(水),留学生受入れや共同教育・研究及び学生交流を更に促進するため,ザンビア共和国カッパーベルト州キトウェ市にあるカッパーベルト大学において,北海道大学交流デーを開催しました。
 カッパーベルト大学は,学生約8,400人,教職員約700人が在籍する,ザンビア共和国内ではザンビア大学に次いで2番目に大きい総合大学です。現在,優秀な教員を集める等,教育基盤の確立や教育の質の向上に積極的に取り組んでおり,本学の教育・研究の国際交流の促進に寄与すること,並びに,本学のアフリカにおける戦略的な取組みのひとつとして重要であることから,同日,大学交流デーに先立ち,本学は同大学と大学間交流協定を締結しました。
 大学交流デーには,カッパーベルト大学からは,ネイソン ンゴマ副学長,学術開発センターのパトリック ピリセンター長ほか,教職員,学生等114名の出席があり,本学からは,山口佳三理事・副学長をはじめ,各研究科等から合わせて10名の教職員が出席しました。
 まず,本学ルサカオフィスの奥村正裕所長が本学の国際交流,及び日本への留学,奨学金等の説明を行った後,本学情報科学研究科に5年間留学し,現在はカッパーベルト大学鉱山・鉱物科学部で学部長代理に就いているアリック ングブル講師から,本学に留学した際の体験談について講話をいただきました。
 その後,水産科学研究院 安間洋樹准教授,情報科学研究科 木村圭司准教授,保健科学研究院 山内太郎准教授がそれぞれの部局紹介を行い,出席したザンビアの学生,教職員の方々は熱心に耳を傾けるとともに,様々な質問が寄せられ,終了後には本学教員の元にカッパーベルト大学の学生が質問に訪れるなど,活発な意見交換を行うことができました。
 今後もルサカオフィスでは,ザンビア及びその周辺国における教育・研究機関等との連携拡大,教員や学生の相互交流の促進,卒業生ネットワークの構築を行い,学術面にとどまらない幅広い面での交流を強化していきます。
挨拶する山口理事・副学長

挨拶する山口理事・副学長

本学での体験談を話すングブル講師

本学での体験談を話すングブル講師

終了後の意見交換

終了後の意見交換

(国際本部国際連携課)

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